作業服は素材や形状など様々な種類があり、作業内容や季節によって使い分けることが大切です。身体に合った服装で作業することで、快適に過ごし作業効率の上昇が期待できます。夏場の屋外で着用する作業服の場合、熱中症などを防止するため通気性がよく吸水・速乾の優れた素材でできた夏服がおすすめです。ほかにも身体を大きく動かす作業の場合、伸縮性があることで動作がスムーズになりストレスなく作業を進められます。

シャツタイプの作業服は、ジャケットと組み合わせることで夏服としても冬服としても利用できるのが特徴です。一般的なワイシャツよりも頑丈で汚れにくい種類が多く、半袖や長袖のほか、吸水性に優れストレッチ素材でできたポロシャツなどの種類もあります。ジャケットタイプの作業服は、着脱が簡単で気温に合わせて体温調節するのに最適です。夏服として利用する場合、袖のないベストタイプも便利です。

近年では、内蔵された小型ファンによって服の中に風を送りこむ空調服も販売されています。服の中に風が入ることで汗を蒸発させ、湿気や熱気がこもるのを防ぐことができます。空調服は各部位にファンが付いているため、満遍なく風を送りだすことができ、さらに風量調整機能もあるので、使用者それぞれの快適な風量に調節することが可能です。下半身に着用するパンツはスラックスとカーゴの2種類で、基本的に耐久性に優れ動きやすい作りになっています。

コットンやリネンなど天然素材の方が涼しく着用できますが、作業内容によっては夏服でも頑丈で汚れに強い素材を選ぶ必要があります。