企業が指定している場合は別として、作業の服は比較的自由に選ぶことができます。とはいえ何を選んでもいいというわけではなく、そこは使いやすさや作業内容に適した物をチョイスすることが大切です。その際にもっとも重視したいのが、作業着のストレッチ性です。作業中は活発に動くので、作業着にストレッチ性があるかどうかはかなり重要なポイントになります。

動きやすければ作業中にどんなポーズをしても大丈夫ですから、そのぶん作業もはかどります。作業着のストレッチ性は、どの方向に伸びるかで履きやすさがけっこう違ってくるようです。たとえば縦に伸びる物もあれば、横に伸びる物もあります。あるいは全方向に伸びるという、柔らかい素材も存在します。

実際に商品を手に取れる状況なら、試着してみて実際の着心地を体験してみましょう。生地の伸縮率については、わかりやすく下げ札に表記されていることもあります。それでわからない場合は店員に尋ねるか、あるいはメーカーのサイトに問い合わせるといいでしょう。ちなみに布の伸縮率は0から100パーセントまでありますが、通常は20パーセントもあれば作業用として十分機能します。

ただし作業着はストレッチ性があればいいというものではなく、使用する現場によっては適さないこともあります。たとえば火を扱ったり高熱が発生する場所での使用は不向きです。さらに繰り返しの洗濯に弱い面もあるので、取り扱いには注意が必要になります。ストレッチの作業着のことならこちら